テスト2

 今日、最後の通学をしてきた。正確には風が強くて飛ばされてしまいそうになったので車で行った。そして研究室のカギを教官に返して、5年間お世話になった学校ともお別れのテンションとなって学校を出た。
 ここでは本当に何にもなかったなあ。酒飲んで、寝て、ちょっと授業出て、ちょっと研究して、ゲームして、そんな感じだったなあ。きっと3年後とかに大学の思い出なんて何にも無くなっているのかもしれないな。と思ってすこし寂しくなった。学校を出て、ふと振り返ってみると、満開の桜が「自由で暇な時間」を使って僕の後ろ髪を引いてきた。でも僕は明後日北に旅立ちます。
 なんだかんだ学校には文句とか言いたいけど、今は素直にありがとうございましたと言える気がする。全てが許せそうな気がする。

 でも家路の最中に信号無視して突っ込んできたジジイ(社会的弱者もしくは僕よりも弱い人)に「死にてえのか!」と聞こえない程度のデシベルで怒鳴ったのは秘密です。