2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

五斗米道布教記6

南蜀に侵攻を開始した孫策。軍の戦闘にはあの呂蒙が。 すわ一大事。なので賈クに助言を仰ぐことにした。 賈ク曰く 「何、教祖、焦る事は何一つありません。むしろ好都合。」 こいつ遂に狂ったか。孫策に蜀をくれてやるつもりか?にくき劉璋の、とどめは、ワ…

五斗米道布教記5

永安に攻め入るには、最も近い梓潼からでも10日以上かかる。敵兵は劉表争った襄陽防衛戦で痛んだ1万の弱兵と、厳顔というジジイだ。 とはいえ侮るわけにはいかない。セイランで10日、悪くとも20日で敵城に到着せねば、士気に関わる。まったく、チョットやそ…

五斗米道布教記4

永安か、成都か、会議室の議題はそれで持ちきりだ。 賈ク曰く 「襄陽まで伸びた劉璋は愚かと言わざるを得ません。永安から荊州に出るという考えは上策。なれど一気に襄陽を奪うのは下の下。かの国は一気に戦線が伸びきり、御覧なさい、襄陽一国がまるで突き…

五斗米道布教記3

準備は整った。 出撃するは張魯率いる2万の軍勢と、張衛率いる1万の軍勢。 剣閣には3千しか兵士はいないが、背後の梓潼には4万もの軍勢がいる。 我々が剣閣にたどり着く前に、剣閣に入られる見込みが強いためにこういった全力を尽くした陣容となっている。 …